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秋整枝

秋整枝はその年の最後の作業になります。

気温が下がり、チャの芽の伸びが止まった頃(10月)を見計らって行います。簡単に言うと、摘採面を平らにそろえる作業です。これをしておくと、春には平らになった面からそろって上に新芽が伸び、その面に沿って摘採機を動かすと、新芽だけが摘み取れるというわけです。

剪枝機は二人用を使います。

教科書通りにやるとすると、刃が摘採機と同じ方についている機械でまず行い、そのあと摘採機(茶摘みの機械)とは刃が逆についている剪枝機で再度飛び出ている部分だけを刈りそろえます。こうすると、片方向だけでは寝てしまった葉や刈り残したものもきれいに刈りそろえることができます。ちなみにこの場合、必ず茶摘み前には摘採機と同じ方向で仕上げをする必要があります。摘採機の方向に逆らう葉を作らないためです。

早い時期に行うと、春も早くに芽が出ます。なるべく早い時期に出荷した方が価格がよいので、早めにやった方がもうかります。が、早すぎて気温が高いとまた秋のうちに芽が出てしまったり、春先に早く出過ぎて霜に焼かれてしまうというリスクも大きくなります。この見定めが農家の腕の見せ所、でしょうか。が、実際には兼業農家が多いので休みの都合などもあり、そこまでできないことが多いですし、専業となると畑が広大なので、期間が長くかかり、早いところと遅いところができます。ですが、畑が広い場合、茶摘みも日数がかかるので、芽の出に時間差がないと追いつかなくなりますから、ある意味それが正解です。

この秋整枝が終わると、あとは2月下旬の春肥まで、完全農閑期となります。

【香ル茶】茶畑作業日誌

高知県仁淀川町で「香ル茶」という紅茶を製造販売中!作業のあれこれや加工の話など茶全般を書いていきます。

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