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秋の夜長に

純粋に楽しいから、という理由で続けてきたお茶も、来年を境に大きく方向付けが変わってきます。ひとつはそろそろ茶業試験場「研修生」は卒業しなさいよ、という一押し。とりあえず来春から一番茶の茶葉は自分で処理することになりました。選択肢はいくつかありますが、どれも一長一短。茶摘み前ギリギリまで悩むことになるでしょう。

もうひとつは上記にもかかってきますが、自立して生産していきたいということ。できれば小売りまで・・・せっかくここまで勉強してきたものを活かしたいという思いがあります。採算度外視の試験場で熱心に指導して頂いたおかげで、煎茶も紅茶も本当に評判がよいですし。ただ自分では、今すぐ、ということではなくてもよいとは思っています。時間がかかっても、今と同じか、もしくはそれ以上の品質のものを生産したいからです。

そして周りの目。お茶じゃぁ生計を立てるのは無理無理、というのは当たり前の反応なので、まったく気にならないのですが、むしろ最近増えているのは「何とかならんのか」というか、「何とかせぇよ」という声かけ。このままでは仁淀川町のお茶は消えてなくなる、という危機感から生まれる若いし(若者)への期待です。そこには少なからず口だけではなくて、何らかの形で手を差し伸べようとする気持ちが見え隠れし、この小さくとも支えてくれようとする手が集まったらすごいことになるのではないか、という妄想がふくらんでしまったりするのです。

さらにもうひとつ。同志(?)の出現。どちらかというと、この同志をぜひ専業農家としてしっかり立たせてあげたい。

そんな状況が折り重なって、浮き沈み繰り返すお茶への思いに少し浮力がついたような。農閑期の11月から来春に向けて、止まりかけたエンジンにガソリンを足してみようか、とつらつら思う秋の夜長です。

【香ル茶】茶畑作業日誌

高知県仁淀川町で「香ル茶」という紅茶を製造販売中!作業のあれこれや加工の話など茶全般を書いていきます。

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(なんちゃって)茶農家のくりけいです。コメントはホームぺージの掲示板へお願いします。トラックバックは受け付けておりません。ご了承ください。【香ル茶の注文はリンクの「ビバ!沢渡」からお願いします。】

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